株式会社 ウイジン
最新の計測技術で
国の課題解決をサポート
各種計測の計画立案から機器の開発、設置まで、一貫し て行うのがウイジンです。戦後の食糧不足の時代には、作物の生育に最適な条件を求めて、農業試験場で水位や温度や雨量の計測を手がけました。その後も、土木治水のための河川の水位や流量の計測など、国が取り組むべき課題の解決を独自の計測技術で支えてきました。近年では環境問題に対する汚染物質の計測やヒートアイランド現象の解明のための路面温度の計測と、時代の要請に沿った計測器、計測方法を開発しています。現在の大きな課題は農業の改革です。スマートフォンで遠隔地から農地をモニターし、水や肥料の散布も指示できるシステムを開発しています。またおいしい作物を作るプロの手腕、水やりや日照などのデータを数値化し、自動でコントロールするシステムも完成に近づいているそうです。こうした環境を整えることで農業に若者が戻ってくれればうれしい、と森 忠保取締役会長は語ります。
誰もやっていないことを
世界に先駆けて考える
沖縄の農業研究施設では、サトウキビ畑自体を15トンの秤の上に載せました。畑の水分量の変化が一番正確にわかるからです。スピードガンのない時代に、初めてサッカーボールのスピードを測ったのもウイジンです。ボールにひもを付けて伸びる速さを計測しました。需要があれば誰も測ったことのないものにも果敢にチャレンジする。それが小さな会社が最先端のプロジェクトに関わり続ける秘けつだそうです。
株式会社 ウイジン
代表者 | 代表取締役 森 康平 |
所在地 | 世田谷区用賀2-12-14 |
設立 | 昭和23年(1948年) |
主な事業 | 精密機械・携帯通信・無線通信機器製造 |
連絡先 | 03-3700-0531 |