地域とつながるものづくり(2)

地域の事業者同士が連携して
地域を暮らしやすくするための
プロジェクトを立ち上げて
防災のための避難誘導塔を
開発しました。

ソーラー避難誘導塔

ロケットのような形をしたAE-TOWERは、「光がないのは不安、暗闇は怖い」という阪神淡路大震災の被災者の話を教訓に、地元企業の有志が共同で開発した災害時の避難誘導塔です。先端の光で導くアイキャッチャーにより遠くからでも見やすく、避難場所がどこにあるのか夜でもわかります。地域の人々に親しまれるよう「会えたわ~」という愛らしい愛称もつけられています。
機構を考える会社、電装を考える会社のほかにもデザインや印刷も含め、各社の得意技を結集して地域の防災に貢献しています。

開発・製造元はソーラーJPT。公益社団法人世田谷工業振興協会の会員である(株)岡田計器製作所(36P)、(株)栗原商會、(有)繁岡美術(23P)、(株)田中電氣研究所(28P)、(株)山田精機(64P)の5社で構成されています。

公益社団法人世田谷工業振興協会

ソーラーパネルは10年程度メンテナンスなしで安定した性能を発揮します。またバッテリーには市販の単1型のニッケル水素電池を使用しているため、交換も簡単です。
(10年間は交換不要)