ものづくり事業者は、
世田谷区内で
事業を展開するだけでなく、
さまざまなイベントを通じて
地域の人たちとつながっています。
世田谷区では令和3年度に乳幼児教育支援センターを設置し、乳幼児期の教育・保育の質の向上を図ることを計画をしています。そうした取り組みの中のひとつに端材を使ったアートづくりというものがあります。世田谷区では、乳幼児期の教育・保育において先進的取り組みを行っているイタリアのレッジョ・エミリア市の、企業廃材を活用した創作活動の取り組みを参考にして、区内の事業者と連携した準備を進めています。
「幼児教育・保育プレ・メッセ」では、区内の7事業者から提供を受けた端材を使ったイベントが開かれ、子どもたちの歓声が響きました。
提供された素材は革や木材、アクリル板のほか、印刷のテスト用紙、舞台装置の布地のはぎれなど、普段触れることのないものも多く、子どもたちの創造力を刺激するようです。
幼稚園や保育園の中には、近くの事業所との交流が進んでいるところもあり、学芸発表会で事業者の人を呼んで自分たちが端材で作った衣装を見てもらう計画もあるようです。