宍戸コンクリート工業 株式会社
超高層ビルから住宅まで
現代建築を支える要
生コンとは固まる前の「生」のコンクリートのこと。セメント と砂利や砂などの骨材を水で練ったもので、建設する建物に必要な強度や耐久性に合わせて配合を調整しています。強度や施工性など生コンの要求品質は、季節や天候、交通状況、現場の希望などにより日々刻々と変化します。これに対応するため、同社では現場に社員を派遣してコンクリートの状態を常時チェックして工場にフィードバック、最新のコンピュータ製造管理システムにより品質をコントロールしています。
またJISの規定で生コンは90分以内に現場に納入しなくてはなりません。同社は旧甲州街道沿いの立地をフル活用し、甲州街道(R20)や環状八号線を通じて東は新宿の超高層ビル群、西は調布から府中方面、さらに南は二子玉川方面まで規定時間内での納入が可能な営業圏としています。こうした品質管理と機動力をバックに、新国立競技場や外環道中央ジャンクションなど大規模な国家プロジェクトにも、高品質の生コンで貢献しています。
納品した製品は
サンプルを保存して品質を保証
施工に最適な流動性であることを確認するため、出荷前にはスランプ試験を行います。またコンクリートは固まってから強度が上がってくるので、出荷した生コンのサンプルを、標準水槽の中で出荷後4週間保管し、製品に所定の強度が出ていることを確認しなければなりません。
製品を出荷すれば終わりではなく、設計した性能を出すまでが製造者の仕事。建築を支える重要な材料なので責任も重大です。
宍戸コンクリート工業 株式会社
代表者 | 宍戸 啓昭 |
所在地 | 世田谷区給田3-2-15 |
設立 | 昭和29年(1954年) |
主な事業 | 生コンクリートの製造、販売 |
連絡先 | 03-3326-5251 |