山元オブラート 株式会社
使いにくい海外のオブラートを
独自の製法で薄いシート状にして製品化

ヨーロッパから初めて日本に入ってきたオブラートは、ウエハースのように厚いものでした。それを改良しドラムにでんぷんを引いて乾燥させる製法で、今のような薄いオブラートに仕上げる特許を取ったのが山元オブラート株式会社です。最初は大正時代に紙のケース入りのキャラメルが売り出された時に、夏場に溶けやすいキャラメルを包むために使われました。
現在ではゼリーなどのお菓子をシートで包んだり、ゆべしなどには粉末状のものを振りかけて使われています。もうひとつの用途は服薬用で、飲みにくい粉末や顆粒はもちろん錠剤やカプセルもオブラートに包み、水に浸して口に入れると抵抗なく飲み込むことができます。創業時より原料には北海道産の馬鈴薯を使用して、国産にこだわっていると片平三郎代表取締役は話します。また定番の円形シート状の製品のほかに、より薬を包みやすい袋状の製品など時代に合わせた製品も開発しています。
おいしさを味わえる
画期的な製品を開発
これまでのオブラートは,無味無臭で補助的な役割に使われていました。この新製品はおにぎりや弁当にのりの代わりに使えばいろいろな風味が楽しめる、オブラート自体がおいしい食品というもので、ご飯の乾燥も防ぎます。昆布だしや抹茶、ソースなどいろいろなフレーバーを開発中で、色を付けたり絵柄を印刷したりすることもでき、オブラートの新しい使い方を提案するこれまでにない商品です。

