株式会社 新興技術研究所

生産自動化や技術教育から
地震予知まで研究

カザフスタンのナザルバエフ大学で現地の先生にレクチャーする熊谷英樹専務取締役(右)
カザフスタンのナザルバエフ大学で現地の先生にレクチャーする熊谷英樹専務取締役(右)
生産自動化に関する書籍も多数発刊
生産自動化に関する書籍も多数発刊

1963年の創立以来、熊谷卓取締役会長は日本の自動化技術のリーダーとして、独創的な自動化ラインを開発、提案してきました。強みは入念なコンサルティングにより、お客さまに最適な世界にひとつだけの自動化ラインを提案できること。省力化はもちろん、人員の適正配置によりお客さまの会社全体の生産性向上に貢献しています。技術教育事業では学校のほか民間企業からの引き合いも増え、 教育だけでなく技術継承のためのツールとしても需要が高まっています。
又、高精度自動組立機、部品製造工程自動化、ハンドリング自動化、検査工程自動化、電気・電子部品自動化、自動車部品自動化などの各種自動機を得意とし、生産自動化設備の技術コンサルテーションから設計・製作稼動まで50数年にわたり請負ってまいりました。
ユニークなのは地震予知研究。地震の前にはラジオにノイズが増えることに着目、ラジオ放送からノイズだけを取り出す装置を開発しました。海外でも特許を取得し注目を集めており、現在の予知率83%をさらに高めるために努力を続けています。
難しい仕事が多く時には赤字になる案件もありますが、そういう技術開発こそ無形の財産だと熊谷会長は言います。そうした財産がいずれ役に立つと、常に未来を見つめています。

教育用実習教材が
世界各国の技術者養成に貢献

メカトロ実習教材はもともと自動化の技術指導先に、メカニズムを教えるために開発したものですが、国 内の多くの大学や専門学校、企業に採用され、国際競争に負けない技術者の養成に活用されています。またODAを含め海外からの引き合いも増え活躍の場は世界に広がっています。その発展形として、パソコン上でモジュールを動かす「メカトロシミュレーター」が技能五輪でもシステムに採用され、2015年の競技会から使用されています。

モジュールを自由に組み合わせてメカニズムの動作を体験学習できる
モジュールを自由に組み合わせてメカニズムの動作を体験学習できる

メッセージ

目的が決まれば手段はある

一から何かを作り出すものづくりは とても難しい事のようですが、まず その場面では何が目的なのか、そこ に至るにはどんなステップが必要か をはっきりさせると、少しずつ道筋が 見えてきます。目標がしっかりと定ま れば、あとは「トライ・アンド・エラー!」 あるのみ。そこに至る手段は必ず何 か見つかるはずです。

熊谷卓取締役会長
熊谷卓取締役会長

株式会社 新興技術研究所

www.shinko-japan.com

新興技術研究所

株式会社 新興技術研究所
代表者熊谷 行裕
所在地世田谷区砧6-6-18
設立昭和38年(1963年)
主な事業自動化、自動組立機、FA機、メカトロニクス、技術教育実習機器の設計、製作
連絡先03-3417-1801
なし
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