林薬品機械 株式会社

アイデアを絞って
お客さまの業務効率化をサポート

錠剤の流れ方や途中の反転の動作など組み上がった目視検査機の動作チェックをする
錠剤の流れ方や途中の反転の動作など組み上がった目視検査機の動作チェックをする

林薬品機械では、錠剤やカプセル、顆粒などの固形製剤の外観を検査する機械を開発、製造しています。錠剤の傷や欠けなどを人が目視で検査する機械は、セッティングが簡単で信頼性も高いものです。当初はベルトコンベアで錠剤を流していましたが、現在では傾斜した溝を振動させて錠剤を滑らせるトラフ式に変わってきました。溝の形を工夫することで、錠剤が途中で自動的に反転し表裏を検査することができます。
カプセルなど表裏のないものは、回転しながら流れてきます。目視検査は錠剤の形状や表面の状態が異なっても柔軟に対応できるため、まだまだ重視するお客さまが多いそうです。
その他にも画像処理を応用して、無人で一晩に100万錠もの錠剤を自動で検査できる機械や、顆粒の異物検査装置など、固形製剤の形態やお客さまの規模、検査体制に合わせた検査機を開発しています。いつでもより良い製品を提供し続ける、それがものづくりとしての林薬品機械のポリシーです。

観察とひらめきから生まれる
新製品

糖衣錠の直径を選別する機械を見ていると、ときどき機械から飛び出してくる錠剤があることに気付くそうです。弾かれるのは表面に突起のある不良品でした。さっそく改良することで、「直径が異なる」「突起がある」という2種類の不良品を同時に選別する新しい機械が開発されました。興味を持って観察することで、開発のヒントを見逃さないことが重要。観察こそが新製品をつくり出すひらめきにつながります。

表裏のある錠剤はこのガイドを通ると自動的に反転して手で触れることなく両面の検査ができる
表裏のある錠剤はこのガイドを通ると自動的に反転して手で触れることなく両面の検査ができる
目視検査機に取り付け画像による自動選別を行うユニット、振動がカメラに影響を与えない搬送システムも開発中
目視検査機に取り付け画像による自動選別を行うユニット、振動がカメラに影響を与えない搬送システムも開発中

メッセージ

きっかけはどこにでも
転がっている

細かい機械の部品などを見ていると、こんな部品がどこに使われるのだろう、どんな働きをするのだろうと想像がふくらんでくる時があ ります。それもものづくりの始まりではないでしょうか?不器用でも想像は自由です。思わぬことがきっかけになるかもしれません。

営業部 岡山知勝さん
営業部 岡山知勝さん

林薬品機械 株式会社

www.hyk.co.jp

林薬品機械

林薬品機械 株式会社
代表者梅本 茂光
所在地世田谷区船橋5-34-11
設立昭和27年(1952年)
主な事業固形製剤の検査・選別・搬送および収納用機械の開発・製造
連絡先03-3302-3277
トーク・見学
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